NANSEI ANIMAL HOSPITAL

なんせい動物病院・動物CTセンター

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コラム

(1)ダルメシアンの尿道結石

ダルメシアンが、昨日から尿がでないということで来院されました。

検査のためカテーテルを尿道に通していくのですが、途中でカテーテルが進みません。レントゲン写真をとったのですが、カテーテルの先に詰まるものは何も見えませんでした。今までの病歴から尿道結石の可能性が高いので、緊急手術をおこないました。麻酔をかけて尿道を切開した結果、このような石がでてきました。

ちょっと見えにくいですが、指でつまんでいるものがそうです。
それでは病気について少しだけかいつまんで説明します。

『尿路結石症』
尿路である腎臓、尿管、膀胱や尿道のどこかに結石が形成された状態を尿路結石症といいます。

尿の流出路である尿管または尿道に結石が詰まると、尿を排出できないため、膀胱破裂または腎不全を起こして死亡する可能性もあります。

犬種によって特定の成分からなる結石ができやすいことが知られており、ダルメシアンでは尿酸塩結石が高い確立で発生します。(尿酸塩結石はX線透過が高いため、レントゲン写真には写りません。)

よって今回もレントゲンには見えませんでした。

現在、尿酸塩結石の予防に対してはHill's製品のu/dというフードが現在推奨されています。