NANSEI ANIMAL HOSPITAL

なんせい動物病院・動物CTセンター

〒901-2126
沖縄県浦添市宮城4-1-7

TEL: 098-988-8012



コラム

(6)腹部巨大腫瘍

今回紹介する腹部巨大腫瘍の患者さんは、12歳マルチーズの脾臓腫瘍と3歳マングローブモニターの胃の腫瘍です。

互いの飼い主様は、他の動物がこの子らと同じ境遇のあった時、参考にして欲しいという思いで掲載を許可してくれました。

<12歳マルチーズの脾臓腫瘍>

脾臓腫瘍は定期検診をしていないと早期発見が難しく、発見が遅れると、脾臓からの出血で患者の命は奪われます。脾臓腫瘍は良性の場合、摘出手術で予後良好のため、できるだけ早期に発見し手術するこが望まれます。

手術前後の2回の輸血を行い、なんとか元気になってくれました。
腫瘍の重さは1.05kg(体重の1/4です)

<3歳マングローブモニターの胃の腫瘍>

飼い主様は、エキゾチックアニマルを診察してくれる病院を探し回ったそうですが、当院で手術する頃には腫瘍が腹部全体に及び切除が不可能でした。

生活の質の改善を目的に胃チューブを設置

胃内の内視鏡写真(胃は機能を果たしていませんでした)

いずれの場合も早期発見・早期治療ができれば、手術のリスクもさがり、結果も変わってきたと思われます。

当院では、物が言えない動物たちのために春・夏・秋・冬、年に四回の定期検診をお勧めします。また、エキゾチックアニマルを飼育している飼い主様は元気なうちに、病気になったら診てくれる病院を探しておきましょう。